本文へジャンプ

ウラノス・エコシステムの実現のためのデータ連携システム構築・実証事業

事業概要・プロジェクト概要

現在、さまざまな産業のサプライチェーンは川上から川下まで国境を越えて広がっています。製品の安全性を確認するためには、サプライチェーン全体での製品に関するデータの流通が不可欠であり、異なる組織・国間、異業種間で、信頼性を確保しデータを共有できる仕組みが必要です。近年の欧州における、資源循環や化学物質情報の分野での新たな環境データの管理強化などの動きへの対応も急務となっています。

そこで、本事業では、ウラノス・エコシステムの実現に向けて、海外プラットフォームなどとの相互接続やトラスト確保の在り方などを検討し、その実現に向けたデータスペース基盤整備・普及促進事業を行うとともに、産業界でニーズの高い蓄電池および化学物質情報の分野におけるデータ連携システムの開発や実証を行います。

研究開発内容

研究開発項目(1)分野共通機能強化に係る研究開発

A ウラノス・エコシステムに資するデータスペース基盤整備・普及促進事業(委託)

データスペース普及に向けて基盤となる海外プラットフォームとの相互接続機能、トラスト機能などの開発に加え、データスペース構築者、利用者に向けたガイドライン作成に関わる調査・研究やデータスペースの普及拡大に関わるアウトリーチ活動を行います。

研究開発項目(2)分野別システムの開発、評価・検証

B 蓄電池トレーサビリティ分野のカーボンフットプリント情報の流通促進のための高度化事業(助成)

蓄電池トレーサビリティ分野のカーボンフットプリント情報の流通促進に必要となるシステム開発と評価・検証の支援を行います。

C 化学物質情報の流通に係るシステム開発事業(委託・助成)

資源循環の動脈系における化学物質情報のトレーサビリティを管理するためのシステム開発と評価・検証の支援を行います。また、資源循環の静脈系におけるトレーサビリティ管理のあり方に関する調査・研究を行います。

その他 調査

D データスペースの構築及び普及・拡大に係る調査及びプロジェクトマネジメントオフィス業務(委託)

ウラノス・エコシステムの高度化と推進に向け、市場規模調査とシナリオ分析、トラストの在り方に関する調査・検討すると共に、プロジェクトマネジメントオフィス業務を行います。

詳細情報

A ウラノス・エコシステムに資するデータスペース基盤整備・普及促進事業

研究テーマ毎の実施内容

B 蓄電池トレーサビリティ分野のカーボンフットプリント情報の流通促進のための高度化事業

研究テーマ毎の実施内容

C 化学物質情報の流通に係るシステム開発事業

研究テーマ毎の実施内容

D データスペースの構築及び普及・拡大に係る調査及びプロジェクトマネジメントオフィス業務

研究テーマ毎の実施内容

経済産業省の関連情報

Ouranos Ecosystem(ウラノス・エコシステム)

ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度

アーキテクチャ政策

IPA DADCの関連情報

ウラノス・エコシステム・データスペーシズ リファレンスアーキテクチャモデル ホワイトペーパー

ウラノス・エコシステム・データスペーシズ公開OSS

基本情報

事業期間・予算額 事業期間:2025年度~2027年度、2025年度予算:16.49億円
技術・事業分野 情報インフラ
プロジェクトコード P25008
担当部署 半導体・情報インフラ部 (TEL:044-520-5211)

詳細資料

最終更新日:2025年8月1日

関連ページ